何処へ行っても港町には惹かれます。
しかもどこか寂れた感じの。
ガイドブックで見たコーブの街はそんな”かつて栄えた港”臭がプンプンして食指をそそられました。
今ではちょっと腐った魚の匂いが漂ってきそうな...。

コークから電車に乗って30分。
かつて港町として栄えたコーブ(Cobh)に到着します。

ここはCORK駅。宿のAkland B&Bからは徒歩3分。フルアイリッシュブレックファーストでお腹は苦しかったはず....
ですが、表情は涼しげであります。
プラットフォームの入り口にこんな地図が。
気分は盛り上がります。
こうしてみると2両しかなかったんですね。
それでもすいてたなぁ....。
遠足かなぁ?
こちらも遠足です。
(ちょっと険しそうな表情ですが、喧嘩中ではありません。車外から入る光が少し眩しかったのです。
グリーンも鮮やか、コーブに到着です!
駅に隣接する形でヘリテッジセンターがあり、コーブの歴史が分るようになっています。
以前は大西洋の玄関口だったコーブ。1800年代の大飢饉では250万人の民が新大陸をここから目指しました。また、ここはタイタニック号の最終寄港地でも知られています。
この人々は何処へ?
新大陸を目指した人々?
それともタイタニック.....。
ひときわ大きく聳え立つのは聖コルマン大聖堂。
カラフルな町並みが楽しいのでありました。
街のいたる所で、壁のペンキ塗り。
大掛かりだなぁ。
街の中心地。曇りのせいでしょうか...。
とてもカラフルなのですが少し寂しげであります。
第1次大戦中にドイツ軍に撃沈されたルシタニア号の遭難者が漂着し、その犠牲者の追悼碑を建てたそうです。
坂の上からの風景。
実はこの坂の勾配がキツカッタ。
上に同じく。
何をしているんでしょう?
この辺りが一番人通りがありました。
ガイドブックに載っていたシーフードレストランが見つからず、(というか既に無かった)小奇麗なカフェで、所謂フィッシュ&チップスを一皿頼んで、かみさんと分け合いました。
実際これでほぼ十分です。食い散らかした写真で申し訳ありません。
.........。


守り神に違いない。
平成アイルランド紀行 コーブ篇