ヨーロッパの西の果ての其の又西の海岸沿いに位置する村、ドゥーリン。何故ここがトラッドミュージックで有名なのか、それは今だに分らぬまま。確かな事は昨年の旅行中、ランチで立ち寄ったパブに飾られた沢山の楽器や、そのパブで演奏をしたミュージシャン達の写真、そして美味しい料理とのどかな風景に夫婦共々惹かれてしまったという事。
そんなドゥーリンの音楽事情は?

この小さな村にはなんと2軒ものトラディショナルミュージックショップがあります。それらではCDを中心に楽譜、楽器、小物等々が販売されていて、楽しくてついつい長居してしまいます。ここはその一軒。この店、全てのCDが視聴出来るようになっていて、まさに極楽。4枚購入しました。 カフェも併設せれていて、音楽を聴きながら美味しいコーヒーとケーキで昇天させて頂きました。(別ページで鳥がケーキをついばんでいる写真参照。)
お店のオリジナルカップ。ちなみに、CDの説明をしてくれたり、コーヒーを入れてくれたりしたスキンヘッドの男性は、頼りになるドゥーリンの兄貴でした。 なんとここはレコードレーベルもあり、トラディショナルミュージックのコンピレーションを中心に、作成しているようでした。
なんか完璧。
(ここでバイトさせてくれないかなぁ..)
上記Magnetic Musicのほぼ並びにあるもう1軒のミュージックショップ。
手作り感が楽しい。
とても雰囲気のある店内だけに中の写真を撮り忘れて残念。ここでは、ジグやリールのメロディーが沢山掲載されている楽譜を購入。いつかどこかで披露出来るといいなぁ。
別項にて何度も登場していますが、村に3軒あるパブのうち、もっとも賑わっているGus O'Connor's Pub。
我々が去年訪れたのもここ。
何故かタイタニック。最後の寄港地コーブとは随分離れているのですが......。
ヨーロッパ各地やアメリカからの観光客でいっぱいであります。そういえばドゥーリンでは日本人は1人も見かけなかったなぁ...。 滞在初日、アコーディオン奏者が中心となった流石の演奏。
滞在2日目。前日よりさらに奥深くて楽しい演奏。次から次へと、曲が変わっていくセッション。よくぞ皆これだけ覚えているものだと関心させられます。何時もの事ながら。 いいでしょ、この叔父さん。格闘家のドン・フライ似?この叔父さんが弾き語りをする場面もあったのですが、これが良かった。其のとき僕の頭の中では、"アイルランド男塾!!お前ら聞けるのか?”というわかる人にしかわからないフレーズが何度も繰り返されていました。
村の東側にあるパブ。McDermott's Pub .。
ここは宿のすぐそばでありました。
歌中心の演奏で、お客さんがむちゃくちゃ盛り上がっていました。
というわけで、音楽とギネス素晴らしい自然以外何もない村でした。でもそれは全てがあるという事にもなります。”天国にちょっと近い村”でありました。
ここは他の二つパブの真ん中あたりに位置するMcGann'sというパブ。後から知ったのですが、なんとここはB&Bもやっているという事で、宿泊出来るそうです。ここの音楽も素朴で良かったのですが、何故か写真がありませんでした。
平成アイルランド紀行 音楽/ドゥーリン篇